2023年もよろしくお願い致します。

「小寒」

コロナ禍で迎えた3度目の年末年始。皆様楽しく健やかにお過ごしになれましたでしょうか。

身に凍む寒さが続きますが、少しずつ日常生活のリズムを取り戻されている頃かと思います。

季節の移り変わりを表す指標「二十四節気」では、冬至の次に小寒が訪れます。

「寒」とは小寒の始まる6日頃の寒の入りから大寒の終わる節分までをさします。

七草粥や小豆粥を食べる風習があるように、疲れの解消や風邪の予防、胃を労わるためにこの時期はお粥習慣がおススメです。

また古くから山のうなぎとして親しまれ、漢方の生薬として用いられている山芋は消化がよく、強壮・滋養作用があるので、手軽に食卓でお楽しみいただけますね。

また七草を浸しておいた水にちょんと指先をつけてから、爪を切ると、無病息災で風邪しらずで過ごせるという言い伝えもあるようです。

小寒の候に水泉動があります。

地中で凍っていた泉が動き始めるという意味で、目に見えないところで春の準備が始まっていることを表します。

寒さの厳しい日が続きますが、寒邪が身体に入り込まないように、3つの首(頸・手首・足首)を温めて、春の訪れに備えましょう。

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